馬が合いたい大学生

競馬の予想やレース回顧、現地での様子をつらつらと書いていきます

4月21日 レース回顧

※見解記事で予想したレースを中心に振り返っていきます

 

●2回東京2日

・9R:石和特別(4歳1000万下、芝1800m)

◎サトノル―ラ―…7着(/11頭)

 

 

 見解を見直したらガバガバすぎて笑ってしまいました。後方待機から直線追い込みを図りましたが、一旦ポジションを下げて進路を取ったのも災いし若干仕掛け遅れる格好に。上がり33.3の脚を繰り出したものの、勝ち馬にそれを0.2上回る脚を使われてはとどくはずもありませんでした。

 勝ったヒストリアは前走同様3角から進出を開始すると直線ではスムーズに外へ。直線鮮やかに追い込むと逃げ粘ったモズダディ―を捉えて勝利しました。3回連続の騎乗となり、当馬を手の内に入れた感のある田辺騎手の見事な手綱捌きでしたね。

 

・10R:鎌倉ステークス(4歳以上1600万下、ダ1400m)

◎ハルクンノテソーロ…2着(/16頭)

 

 

 馬券内3頭はいずれも先行勢と、やはり差し届かない展開になりました。勝ち馬と競る形での先行争いとなったスタート直後、ゲートで若干のロスがあった分を大野騎手が押してリカバーしましたが、結果的にここでのロス、さらには外を回った影響が最後の詰めで出てきてしまいました。

 

・11R:フローラステークス(GⅡ、3歳以上OP牝馬、芝2000m)

◎フォークテイル…11着(/18着)

穴ジョディー…3着(/18着)

 

 スタート直後から口を割りながら走っていた本命馬。先行集団にこそ取りついたものの、レース後に田辺騎手が「距離もあったと思います」 と言ったように徐々に後退加減となってしまいました。「速い時計勝負も初めてだった」という言葉は、戦前私が妙味ポイントとして紹介した点。双方とも不安点が的中したことを示唆していました(泣)。

 そしてジョディー。月曜時点の予想通り先手を取りきると、フラットなペースで逃げて粘り込みました。私が彼女の複勝を買い忘れていたことはさておき、勝ち馬・ウィクト―リアの逃げ宣言からタイトな展開になると見込みましたが、出遅れて単騎逃げとなったことが幸いしました。こちらも展開予想が覆される結果に…

 

●2回京都2日

・9R:比良山特別(4歳1000万下、芝2200m)

◎チャロネグロ…2着(/13頭)

 

 

 スタート直後からポジションを大きく下げ、最後方からの競馬となったチャロネグロ。4番・ブラックジルベルトの大逃げにも動じず泰然自若の構えを見せますが、坂の下りでのペースアップにまたも仕掛け遅れてしまいます。

 結果的に中団から運んだ勝ち馬がレコード決着でぶっちぎる中、追い込み届かずの2着までとなりました。馬群が固まった展開ならあるいは…、というレースでしたがシュタルケ騎手の仕掛けに屈する結果となってしまいました。

 

・10R:桃山ステークス(4歳以上1600万下、ダ1900m)

◎スズカガルチ…7着(/13着)

 

 

  今回は早くも向こう正面からゴリゴリに押し始めると、4角では外へ「ブンッ」と効果音がつきそうな振り回し方で直線に向きます。先行馬がスムーズな追い出しで突きぬけ、藤岡兄騎乗のタイセイパルサーが万馬券を演出する中、後方から追い込み届かず7着に敗れました。

  昇級初戦とタイトなローテーションの疲れからか伸びを欠いており、次走以降で見直しの余地はありそうな感触でした。

 

・11R:読売マイラ―ズカップ(GⅡ、4歳以上オープン、芝1600m)

◎ダノンプレミアム…1着(/10頭)

 

 

 強かったの一言。グァンチャ―レとの先行争いがお互いに譲り合う形になり、マイル戦としては特異なほど前半はスローペースになります。後半3Fは32.3とスプリントばりの上がり勝負になった中、2番手抜け出しで32.1の脚を使って圧巻の勝利を収めました。

 マイルを主戦場にしていた有力馬を相手に、2000mからの臨戦で圧倒的なスピードを見せつけた当馬。豪華メンバーがそろう文字通りの頂上決戦に向けて素晴らしいデモンストレーションになったのではないでしょうか。

 

●1回福島6日

・10R:桑折特別(4歳以上500万下牝、芝2000m)

◎コンダクトレス…1着(/14頭)

 

 

 外からゲートの出も良く理想的な先行策を取ることができ、そのままコーナーワークでハナを取りきりました。終始楽な手ごたえで運ぶと最後に直線コースでは後続をさらに引き離しての逃げ切り勝ち。 小回りコースを存分に生かした逃げで勝利をつかみ、杉原騎手はJRA通算100勝を達成しました。

 

・12R:浄土平特別(4歳以上500万下、芝1800m)

◎ウインハイラント…4着(/10頭)

  

 「先行策で」と予想したものの、後方3番手でレースの序盤は進みます。スローペースを嫌ってか7番・マイネルベレーロが向こう正面で一気に仕掛ける中、先頭との差が変わらないまま3角~4角を過ぎて最後の直線コースへ。インをついて抜け出しを図りましたが、最終週のコンディションもあってか伸びを欠き4着に敗れました。

 ジョッキーが全く促さずに後方待機となり、結果的に展開になく形となった当馬。しかしラチ沿いに進路を見つけると鋭く伸びていただけに、小回りでスムーズな競馬ならば、まだまだ狙っていける1頭なのではないでしょうか。