馬が合いたい大学生

競馬の予想やレース回顧、現地での様子をつらつらと書いていきます

4月20日 中央競馬予想(重賞:GⅢ・福島牝馬ステークス)

●はじめに

 週末予想はそれぞれの開催日の朝、各場の特別レースを中心に書いていこうと思います。以前の記事↓

bannkuruwase.hatenablog.com

でも書いたように、「基本的に印は2頭まで」というスタンスでやっていきますので、何とぞよろしくお願いします。また、まだまだ競馬についての知識が浅いのに加え、短距離レースにとことんやる気が出ない(今度記事で詳しく…)ので、見解が異様に短いこともありますがあしからず。

 

●2回東京1日(予想レース:9、10、11)

・9R:新緑賞(3歳500万下、芝2300m)

◎アイスブラスト

 

 東京2300mというレアな条件で行われるレースに、3歳500万条件戦を賑わせている馬達が揃いました。

 前日段階では、東京参戦で不気味な存在感を放つ川田騎手騎乗の1番・パラダイスリーフが1番人気、追ってルメール騎手の2番・エデリ―が2番人気となっています。

 そんな中、私の本命は4番・アイスブラストとさせていただきます。前走の大寒桜賞では横山典騎手の逃げがハマった勝ち馬からは離されたものの、東スポ杯で1番人気に推された実力馬・ルヴォルグから0.1差の2着と力を示しました。

 フラットな流れから上がりの脚が出なかった1番、そして勝ったレースで一瞬の脚は使っていたものの終いの伸びが見られなかった2番と人気のディープ産駒2頭が不安を残す中でしぶとく伸びる当馬が長い直線をジリジリと駆け抜けてくれると予想します。

 

 

・10R:府中ステークス(4歳以上1600万下、芝2000m)

◎ダノンキングダム

 

 川田騎手が東京で騎乗する目的はこの馬なのでは?と感じる1頭です。4走前から逃げの手に出ると(1.2.0.1)と安定感を発揮しており、着外となった2走前も勝ち馬含め上位のほとんどが後方からの差し馬で占められる展開の逃げながら0.3差と確かな力を示しています。

 脚質転換を図った精進湖特別では、今回騎乗の川田騎手を背にブレステイキング(次走準OP3着)の0.1差に粘っており、舞台・鞍上ともに好材料。連勝中の9番・スパイラルダイブ(ルメール)やアパパネの仔・ジナンボー(デムーロ)に人気が向けば、馬券としての妙味も増してくるのではないでしょうか。

 

 

・11R:オアシスステークス(4歳以上オープン、ダ1600m)

◎クインズサターン

 

 東京マイスターとしてサンライズノヴァの下位互換のような印象を受けるこの馬。昨年の武蔵野ステークスでは、サンライズノヴァの後ろから進出を開始すると、そのポジションを両馬ほとんど変えないままゴールを駆け抜け、ワンツーフィニッシュを果たしました。

 2走前の根岸ステークスでも3着となり東京マイスターの面目躍如となったものの、後方勢に苦しい展開となったフェブラリーステークスでは11着に惨敗。捲土重来を期す今回は、相手関係も楽になり実力を示すことができると見ています。

 

 

●2回京都1日(予想レース:9、10)

・9R:あずさ賞(3歳500万下、芝1800m)

◎ジャストアジゴロ(牡3・岩田)

 

 7頭立てとなったこのレース。前走ダートからの勝ち上がり馬2頭が逃げ切り勝利から臨みますが、芝中距離で先手を取るほどの素早さはない上、少頭数も相まって馬群がバラけないスローペースとなることが予想されます。

 そんな中で一枚上のキレ味を持つのがジャストアジゴロです。未勝利の勝ち上がりでは上がり3Fを33.6にまとめたように、終いのキレる脚が持ち味。前走も後に毎日杯を勝つランスオブプラーナに0.3差としぶとく迫りました。

 出走7頭中、継続騎乗はこの馬とクオンタムシフト(松若)のみ(カリボールは前走川田騎手が騎乗も除外)。岩田騎手とのコンビ継続で勝ち上がりを狙ってほしいところですね。

 

 

・10R:六波羅特別(4歳以上1000万下、芝1600m外)

◎メイショウグロッケ

サウンドキアラ

 

 9Rに続いて7頭と少頭数となりました。惜敗続きなだけに人気を集めそうなサウンドキアラ(牝4・武豊)ですが、前走は2走前に先着したエアアルマスに0.4差で敗戦を喫しています。

 この逆転劇、私の予想では速い時計に若干の不安を残しているのではないかと考えています。この考えを起点に浮上するのが◎メイショウグロッケです。

 前走はしぶとい伸びを見せて4着に粘りましたが2着・エアアルマスとの着差はクビ+1/2とわずか。この後1000万下、準OPと連勝するトゥザクラウンに先着していたことを考えると、このクラスでは実力上位と言えそうです。

 ここ2戦はいずれも同じ相手に負けたもので、頭数が減ってスムーズな競馬ができれば、前進、あるいは勝ち上がりも可能な1頭だと予想します。

 

 

●1回福島5日(予想レース:10、11、12)

・10R:伏拝特別(4歳以上500万下、芝1200m)

マイネルバッセ

 

 近走成績がイマイチ振るわない馬たちがそろった福島10R。実力が読み難い一戦ですが、前走2着のマイネルバッセを推します。

 昨年8月の小樽特別ではモレイラ騎手も騎乗した実力馬ですが、2走前までは8、15、7、6着と着外が続いていました。しかし、2017年以降(0.1.1.2)(馬券外はいずれも4着)と掲示板を外していない福島での前走はインからロスなく3番手で進むと0.1差の2着に好走しました。

 福島では2戦続けて走ることが多く、17年には4着→3着、昨年は4着→2着と2戦目に着順を上げていることも好材料。2着から臨む今回は果たして…

 

 

・11R:福島牝馬ステークス(GⅢ、4歳以上牝馬、芝1800m)

◎ランドネ

 

 月曜段階での予想通り、当ブログ最初の中央重賞はランドネに託したいと思います。

 先週の福島開催では、ことごとく外からの追い込みが決まっていた芝中距離のレース。その影響もあってか予想オッズでは1番人気になっていたランドネも、前日発売の段階ではダノングレース、フローレスマジックに次ぐ3番人気になっています。

 5日目を迎える福島開催は今日からBコースを使用。先週の開催前には雨が続いた福島県ですが、今週は1日も降雨はなし。とあれば、コース変更と馬場の回復によって先行馬の妙味が増すこと間違いなし。カワキタエンカの出を伺いながらポジション取りできれば、好走してくれるのではないでしょうか。

 ランドネと戸崎騎手に、このブログの命運を握ってもらうことにしましょう(笑)。

 

 

・福島12R:花見山特別

◎オルノス

 

 完全に悪い癖が出てますね(笑)。先行から押し切る競馬が持ち味の馬ですが、前走は外から勢いよく飛び出した馬に驚いたのかよそ見をし、1角手前では前の馬に怯んで後方からの競馬になってしまいました。

 2走前には同じ舞台・馬場状態で2番手から36.2で上がって勝ち星を挙げており、本来の実力を出せていなかった可能性が高いと見ています。

 鞍上に迎えるは今年に入って(1.1.1.0)と相性抜群の西村騎手。小回りのダートコースでは目を見張る活躍を見せていることもあり、好調のコンビで復活の走りを見せてほしいですね。

 

 

追記:ひとまず自分の成績を残していくため、執筆者として各◎の単勝を同額ずつ(多分100円…)買っていこうと思います。数字として見られるモノになるか、不安でたまりません…