馬が合いたい大学生

競馬の予想やレース回顧、現地での様子をつらつらと書いていきます

6月2日 安田記念(GⅠ)予想

 

久しぶりの更新になります。休んでる期間もちょこちょこ覗きにいらしてる方がおり、このような文章を書いている身としてはうれしい限りです。東京競馬場5週連続GⅠもいよいよ最終戦。私自身、昨年人生初となる万馬券を取った思い出のレースをしっかりと当てていきたいところです。

 

安田記念(GⅠ・3歳以上OP・芝1600m)

戦前からさ4歳世代、ひいては日本競馬を代表する2頭の対決に沸く春のマイル王決定戦ですが、予想する側としては「馬券に来るもう1頭」を探したくなってしまうもの。さらに欲張れば、2強を崩す“第3の勢力”に夢見たくなるものです。私自身も、それに抗うことができず(笑)。1週間を“第3の勢力”探しに費やしました。

 

予想のカギとして考えたのは、先日のヴィクトリアマイルで1分30秒9という逃走劇をかました昨年の2着馬・アエロリットです。鞍上が横山典騎手から乗り替わりとなったことで前回のような「超」のつくハイペースにはならないと想像されるものの、内枠を引いたことで彼女がペースを左右することはほぼ間違いないでしょう。

 

ここから考えられるのは、勝ち馬になる資格の1つに「アエロリットを捕まえることができる」ことが挙げられるのではないか、ということです。実績を踏まえても、府中の舞台で積極策を打てば上位に来る実力が間違いなくあることから、勝利のためには彼女をとらえ切る必要が出てきます。

 

そして、これを実現する可能性としては2つの方法が考えられます。1つ目は「先行策から一瞬の脚で前を捕まえる」。イメージとしては、VMのラッキーライラックでしょうか。2つ目は「差し位置から息の長い末脚を伸ばす」。昨年のモズアスコットはこの例に当てはまりそうです。

 

隊列を予想すると、以下のようになります(諸々の意見はあるかもしれませんが、そこは勘弁願います(笑))

 

逃げ アエロリット グァンチャーレ    
先行 ダノンプレミアム フィアーノロマーノ ロジクライ  
(中団) アーモンドアイ ステルヴィオ ペルシアンナイト  
差し サングレーザー インディチャンプ ケイアイノーテック モズアスコット
(後方) サクラアンプルール      
追込 エントシャイデン スマートオーディン ロードクエスト  

 

この中から、1つ目の「先行勢」から候補を挙げると、⑮ダノンプレミアム、⑯ロジクライ、2つ目の「差し勢」からは④サングレーザー、⑤インディチャンプ、⑭アーモンドアイ、となります。ペルシアンナイトやステルヴィオ、モズアスコットは、今回用いた指標(実用的かの可否がわからないので明記しません)で、「アエロリットを捕まえるパフォーマンス域にない」と判断したため切ることとなりました。

 

これを踏まえての印は、

◎インディチャンプ

〇アーモンドアイ

▲ダノンプレミアム

△サングレーザー

△アエロリット

ロジクライ

となりました。

 

インディチャンプは、前走のスローペースを明らかに馬が嫌がっており、流れることが予想される今回はパフォーマンスの向上が見込まれます。ダノンプレミアムに負けてこそいますが、長い東京の直線で末脚を発揮できるのは東京新聞杯で示しており、2強崩しの最有力候補と言えそうです。

 

アーモンドアイ、ダノンプレミアムは語るべくもなし、という感じですが、外枠を引いた分後者の評価を下げました。折り合いも問題ないとは思いますが、好位を取りに行きたい馬な上、外を回り続けるロスも想定しなければいけません。しかし、中距離でも申し分ない成績を残しており、これも杞憂に終わりそうな気がします。

 

4番手以下は、総じて一発の可能性を秘めていると考えます。アエロリットは当然自分でペースを握ることができ、サングレーザーは秋天のパフォーマンスからもわかる通り東京で長い末脚を繰り出すことが可能。そして※ロジクライ富士ステークスのレースぶりから、「先行・抜け出し」の展開を想定することができ、持ちタイムからも一発逆転の可能性を孕んでいると考えます。

 

買い目としては、「対抗・単穴軸で的中」とはなりたくないので、インディチャンプ軸になりそうです。単複と馬連、ワイドといった感じですかね…。インディを頭にすると2強に流しても相当つきそうなので、余裕があれば3連単なんかも抑えてみたいです。それでは皆様、良い競馬を~(^^)