馬が合いたい大学生

競馬の予想やレース回顧、現地での様子をつらつらと書いていきます

4月28日 中央競馬予想(重賞:GⅠ・天皇賞(春))

※土曜日分は開催日付が間違ってましたね…。今日こそ挽回!(n回目)

 

●2回東京4日(予想レース:9、10、11)

・9R:陣馬特別(4歳1000万下、芝2400m)

ピッツバーグ(せん6・内田)

 

 少頭数、かつ積極的に前に行きたい馬が少ない今レース。同型馬不在となれば、楽に逃げを打つことができるこの馬にチャンスが巡ってくるのではないでしょうか。

  前走は鞍上が外枠から様子を伺いながらポジションを取ったために自らの形に持ち込めず。道中も位置取りを前後して落ち着いた運びになることがなく、1.9差の負けを喫しました。しかし、今回は内枠を引いた上に鞍上は内田騎手。剛腕でグイグイ押し出して、好成績を残す舞台・展開で運んでほしいところです。

 

・10R:晩春ステークス(4歳以上1600万下、芝1400m)

◎ナンヨ―アミ―コ(牡6・柴田善)

 〇オルレアンローズ(牝6・江田照)

 

 人気馬が比較的前のポジションを狙う中、後方から虎視眈々と差し脚を繰り出してきそうなのがナンヨ―アミ―コです。前走はじんましんで取り消しとなったものの、2走前はトップハンデを背負いながら3着に好走。勝ち馬・モズスーパーフレア(52キロ)、2着・アドマイヤナイト(54キロ)とハンデが比較的軽く、前でレースした馬が残る中での追い込み・好走となった。

 対抗として同じパターンで狙いたいのは5番のオルレアンローズ。最軽量ハンデに加え、自分の形として逃げを打つことのできる馬であり、江田騎手の手綱に導かれての逆転まで可能ではないかと読んでいます。

 

 

・11R:スイートピーステークス(3歳OP牝馬、芝1800m)

◎カレンブーケドール(牝3・津村)

 

 ワンターンの1800m戦ということで、東京での1800m、ならびにマイル実績が生きることになりそう(な予感笑)。前走は桜花賞掲示板に入り込む2頭、そしてフローラS3着の東京大好き・ジョディーと競り合っての4着。特に単騎逃げに持ち込んだジョディーと競った内容は評価でき、休養明けで上積みが見込める今走では、前回逃したクラシック出走権を確実につかみたいところですね。

 同厩舎のセリユーズも有力馬の一角となることが予想されますが、より速いキレを持っているカレンを中心視します。

 

 

●2回京都3日(予想レース:8、9、10、11)

・8R:糺の森特別(4歳以上1000万下牝馬、芝1800m)

◎シャイントレイル(牝5・三浦)

 

 休養明けから今年の開幕戦に臨みます。京都の馬場状態は金曜発表の時点でほぼ良の段階まで回復しており、日曜にゆるさは残っていないはず。となると、先週の時計を参考に1分46秒台の決着が予想されます。

 時計に対応できる馬の中から選別していくと、前走の実績を加味して当馬を本命とします。野島先特別では4角から仕掛けを始めるものの、直線の入り口で2頭に挟まれて仕掛けが遅れるシーンがありました。勝ち馬がこのクラスで実績のあるゴージャスランチだっただけに、着差0.2も十分価値のあるものなのではないでしょうか。

 

・9R:鷹ヶ峰特別(4歳以上1000万下、芝1400m)

◎ヤマニンぺダラーダ(牡5・岩田康)

 

 皆目自信がないですね。前進があるとすれば、後方からの追い込み・展開待ちながら直線の長いコース向きな当馬。前回は北村友騎手が素直(バカ正直)に動かしていたが、岩田騎手ならば果敢な追走を見せてくれるはず。直線一気の脚で突きぬけてほしいですね。

 

 

・10R:端午ステークス(3歳OP、ダ1400m)

◎モンペルデュ(牝3・藤岡佑)

 

 前走は稍重、かつ差し展開と恵まれず8着敗退。しかし、馬場状態は良に向かっており、舞台も2戦2勝の京都に戻ることも含め逆転戴冠のチャンスと見て良さそうです。本来は川田騎手が継続騎乗となったのでしょうが、騎乗停止中により今回は藤岡佑騎手が鞍上に。同期のお手馬を勝ちに導いて欲しいところです。

 

 

・11R:(GⅠ、4歳以上OP、芝3200m)

◎クリンチャ―(牡5・三浦)

 

 2走前の有馬記念、前走の日経賞はともに海外帰り、休養明け初戦と理由のつく敗戦。また坂のある中山コースは元来得意ではない舞台であり、近走成績はあまり気にする必要はなさそうです。

 注目したいのはやはり(2.1.1.0)と際立つ京都コースとの相性。さらに昨年3着とリピーターが好走しやすいレース傾向からも、絶好の狙い目と言えるでしょう。平成最後のGⅠで、新たな元号の主役を担う騎手が初戴冠なるか。人馬ともに初の栄誉に向かって駆け抜けてほしいところです。