馬が合いたい大学生

競馬の予想やレース回顧、現地での様子をつらつらと書いていきます

4月27日 レース回顧

●2回東京3日(予想レース:9、10、11)

・9R:秩父特別(4歳1000万下、芝1600m)

◎ランウェイデビュー(牝4・石橋)…9着(/11頭)

 

 スタートで後手を踏んだものの、馬群の前が空いているのを見て一気にポジションを回復して3角を3番手で迎えます。しかし、直線に向くと外から一気に迫った11番・フォックスクリークや2番・ビーカーリーのキレ味に全く及ばず。最後はこの2頭を最後方からまとめてかわした10番・トラストケンシンが勝利しました。

 フラットなペースで馬群がバラけなかっただけに、前半から位置取りを挙げた分余計な脚を使ってしまったのが敗因と言えそう。勝ち馬は殿からレースを運んでいただけに、近走通りの形に持ち込もうとした鞍上の判断が仇となってしまいました。

 

 

・10R:春光ステークス(4歳以上1600万下、ダ2100m)

◎デザートスネーク(せん5・三浦)…8着(/13頭)

 

 大外枠からの発走ながら、前走とは異なり1角~2角で好位へつけます。先行集団に位置したまま最後の直線を迎えますが、怪しい手ごたえに見受けるとまったく反応せず。最後は鞍上も半ば追うのを止めてのゴールとなりました。

 前半で馬群を大きく外から巻き上げていった分でロスがあり、三浦騎手がレース後に述べた落鉄の影響もあったかと思われます。いつものような堅実なレース運びができなかったのが悔やまれます。

 

 

・11R:テレビ東京青葉賞(GⅡ、3歳以上OP、芝2400m)

◎アドマイヤスコール(牡3・Mデムーロ)…9着(/16頭)

 

 1枠1番からラチ沿いで好スタートを切りますが、逃げる隣の2番・リオンリオンにつられるように2番手へ。2角から向こう正面にかけて折り合いを欠くと、鞍上が必至のブレーキをかけながらなんとか2番手を追走する展開となります。

 逃げ馬が巧みに脚を溜める中でワンペースの追走になってしまったか、直線に向くと一旦は前進の気配を見せるも伸びることはできず。後続が殺到するなか、逃げ切ったリオンリオンが青葉賞を制する結果となりました。デムーロ騎手は「距離が長かった」と言っていましたが、道中の折り合い面で不安を見せ、予想以上の着差をつけられてしまいましたね…

 

 

 

●1回新潟1日(予想レース:9、10、11)

・9R:ゆきつばき賞(3歳500万下、芝1200m)

◎タマモメイトウ(牡3・藤岡康)…1着(/13頭)

 

 道中は後方待機となった当馬ですが、4角では凝縮した馬群から抜け出すようにスムーズに外へ。一気に加速すると先行各馬をごぼう抜きして最後は13/4馬身差の完勝を果たしました。重馬場で外のコースに利があった感は否めないとは言え、条件戦で好走しているメンバーが揃う中この着差はお見事。今後の目標がどこに設定されるかは分かりませんが、葵ステークスあたりでも好勝負できそうな素材ではないでしょうか。

 

 

・10R:春日山特別(4歳以上500万下、芝2000m)

◎エテレインミノル(牡5・幸)…4着(/8頭)

 

 ゲートからジョッキーが促すと、スッとポジションを上げて3番手から追走していきます。道中もしっかりと折り合い直線に向くと、インコースから追い上げを図って進出を開始。しかし外から伸びてきた勝ち馬、そして好位から伸びた2着馬との間に決定的なキレの差があり及ばず。0.8差の4着に敗れてしまいました。

 舞台相性や適性の面から推したものの、まさかのキレ不足で敗戦。ローテーションが詰まっていた等の要素も見つからず、私には理解が及ばない敗戦となりましたね…

 

 

・11R:駿風ステークス(4歳以上1600万下、芝1000m)

◎レッドオルガ(牡6・北村友)…9着(/13頭)

 

 いつもの千直での戦い方と同じく、中段からレースを進めた当馬。スムーズなレースに見えましたが、コースの半ばで、前を行く5番、そして2番に進路を塞がれて鞍上が痛恨のブレーキを強いられます。1000mではそれを覆す暇はもちろんなく、インにコースを取りますが当然外よりも伸びを欠く結果となり、9着に敗れました。実力を出し切っての敗戦ではないだけに、同舞台では引き続き注目したいところですね。