5月5日 NHKマイルカップ(GⅠ)見解、自信の一鞍
【反省文】
昨日予想した京都新聞杯は、レッドジェニアル→ロジャーバローズ→サトノソロモンで決着。印を打った6頭の内2頭しか掲示板にこないとは、もう弁明の余地もありません。ヴァンケドミンゴは終いの脚が全くキレず、タガノディアマンテは先行策に出ましたが最後にかわされてしまいました。後方脚質なだけに、先行する必要があったのか?という疑問は残りましたね…
勝ち馬・レッドジェニアルは消しデータとして目にした「キンカメ産駒」、そして陣営コメントにあった「まだまだ気性的に幼くてムラがある」という言葉から切りましたが、馬群の中でしっかりと折り合って、「しまいにいい脚を使うので、レースに集中できれば」というこちらの陣営コメントの通りになりました。
「自信の1鞍」に選んだ立夏ステークスは、本命のマジカルスペルが1着で見事的中!バイト中にこっそり結果を見て喜んでました。重賞はなかなかなんともですが、こちらでは安定した的中率を出していきたいところです…
●NHKマイルカップ(3歳OP・芝1600m)
3歳マイル王決定戦となるこのレース。昨年の勝ち馬・ケイアイノーテックこそその後活躍できていませんが、2着・ギベオン、4着・ミスターメロディなど、後の重賞で古馬相手に出色の活躍をする馬が一堂に会していました。今年のメンバーにもニューヒーロー・ヒロイン候補が潜んでいるのか。主役の陰からすっと差し込む脇役に注意が必要になりそうです。
<データ分析>
馬券内に来たことがないデータを整理すると、「1600m以上での勝ち鞍または重賞での連対経験なし」と「一度も重賞で5着以内を経験していない(ファルコンS勝ち馬を除く)」とのこと。しかし、これを当てはめても13頭が残ってしまい、ここから精査していくのは難しそうです。
<予想・買い目>
◎ケイデンスコール(牡3・石橋)
〇アドマイヤマーズ(牡3・デムーロ)
△ヴィッテルスバッハ(牡3・戸崎)
△カテドラル(牡3・アブドゥラ)
△ダノンチェイサー(牡3・川田)
(△ヴァルディゼール(牡3・北村友))
(△ファンタジスト(牡3・武豊))
8頭挙げた上に◎が2つ。なんとも頭の悪そうな予想になってしまいました笑。やはりグランアレグリアが予想の軸になることは間違いありません。絶対的なスピード値が高く、自分から動くことができる操作性は何よりも魅力です。
朝日杯では3着に敗れており、牡馬相手のレースという点が懸念されますが、内へモタれるのはどのレースでも共通してのこと。能力を発揮できない不安はあまりないと言えそうです。
一方で、このモタれる癖がここまでさほど影響していないのは「マッチレースで競る展開がないから」ともとることができます。朝日杯では抜け出したアドマイヤマーズに競る間もなく抜け出され、前走は自ら単騎抜け出して突き抜けました。今回も逃げたい馬を捕まえて抜け出す、という段階まではすんなりいきそうですが、アドマイヤマーズ、そしてダノンチェイサーといった理想とする展開が似ている馬を相手に競り合った時のパフォーマンスは、依然として未知数と言えそうです。
そしてこれらの馬が競り合って摩耗した場合、台頭するのは「より優れたキレを持った馬」ということになります。筆頭候補はケイデンスコール。前走は3角~4角で内埒沿いに取り残されると、直線でも進路を探して右往左往。手前の関係からか右回りでは外にモタれる癖があり、勝ち馬をとらえ切ることができませんでした。今回は大外枠に入り陣営は失意を隠せない様子でしたが、裏を返せば腹を括って終いにかけるしかない枠。新馬戦ではアドマイヤマーズにしぶとく迫り、新潟2歳ステークスではしぶとく大外から末脚を伸ばしており、逆転の余地がある馬と言えそうです。
その他の候補も末脚に関しては大きく差のないものを持っています。経験値や実績の差から印を打つこともできますが、今回は現地参戦を予定しているので実際の様子を見ての判断とします。
買い目は以下の通り。
・三連複…⑦⑱-⑦⑰⑱ー⑰+(△印から3頭)
●自信の一鞍:新潟11R・谷川岳ステークス(4歳以上OP・芝1600m)
◎プロディガルサン(牡6・津村)
いわずと知れたオークスの有力候補・ラヴズオンリーユーの兄にあたる馬です。近3走の内容はどれも勝ち馬とタイム差がなく、あと一歩でオープンクラスの勝利を手にできる位置にいると言えます。メンバー構成を見てもここが勝ち時。Gallopであまりに印が薄くて目を疑いましたが、前日1番人気は実力の証と言えるでしょう。
※おまけに東京10Rのテルペリオン(牡5・松若)もここに記しておきます。