馬が合いたい大学生

競馬の予想やレース回顧、現地での様子をつらつらと書いていきます

4月20、21日分 月曜重賞見解

20日

福島牝馬ステークス(GⅢ・福島・芝1800m・牝馬限定)

◎ランドネ

 前走は直線コースでラチ沿いを狙った結果進路が開かず。インコースで先行した馬が伸びを欠いたのもあり、まったく競馬ができていませんでしたね。

 2走前の愛知杯では自らペースを作って3着と好走。最後は勝ち馬(ワンブレスアウェイ)、2着馬(ノ―ムコア)が繰り出した33秒台の決め手に屈しながらも、他の先行馬が馬群に沈む中残り100mまで先頭を譲りませんでした。

 小回りコースに変わることで持ち味の先行力が生きることは必至で、愛知杯時からの斤量増も500kgを超す馬体ならば影響はないはず。想定オッズでは1番人気ですが、ここは本命に推していきたいと考えています。

 

●21日

読売マイラ―ズカップ(GⅡ・京都・芝1600m)

◎ダノンプレミアム

 好メンバーが揃い、登録時点で10頭と少頭数になった今年のマイラーズカップ東京新聞杯勝ちから臨むインディチャンプ、京都金杯の勝ち馬・パクスアメリカーナといった新星に加え、昨年の安田記念覇者・モズアスコットも顔を揃えた面々にあっても、ダノンプレミアムの強さは抜きんでている印象です。

 昨年のダービー以来となった前走・金鯱賞でもスタート良く先行すると、稍重発表の馬場ながら上がり最速の34.1秒でラスト3ハロンをまとめて快勝。並いるGⅠ馬を蹴散らして昨年の弥生賞以来となる凱歌をあげました。

 私が感じたこの馬の魅力は、なんといってもゲートからの先行力。スムーズなスタートから包まれることなく好位を取りきり、持ち前の切れ味でどんなレースでも横綱相撲を挑むことができます。ここでも他馬を完封して、府中マイルの舞台へ駒を進めて欲しいところです。

 

サンケイスポーツフローラステークス(GⅡ・東京・芝2000m・3歳牝馬)

◎ジョディー

 昨年は現地で観戦し、サトノワルキューレの豪脚に驚かされたこのレース。しかしオークス以降はこの馬を追い続けて憂き目にあっています(笑)

 そんなフローラSですが、今年の本命はジョディーとさせていただきます。赤松賞では逃げの手に出て、今回の想定1番人気が予想されるウィクト―リアをしのぎ切り勝利。再び武藤騎手が手綱をとったクイーンCでは、ともに桜花賞掲示板に入ったクロノジェネシス、ビーチサンバに0.1差と健闘しました。

 前走のフラワーカップでは、快速馬・コントラチェックの前に2番手に控える形となったものの、今回は競りかけそうな馬も見当たらず。前回はルメール騎手騎乗で逃げ切ったウィクト―リアは要警戒ですが、戸崎騎手に乗り替わって逃げを打つ保障はないように感じます。

 主戦といえる武藤騎手とは(2.0.1.0)と好相性ですが、騎乗停止などもありなかなか乗ることができず。今回も2戦ぶりのコンビとなるだけに、人馬とも初重賞制覇、そしてオークスの舞台へ駆けあがって欲しいと思います。